自動ギター作成機
こんにちは!講師の黒田です。最近、親知らずが成長してきて顎が痛いです。
今日は鳳山先生から面白い話が聞けましたので紹介します。
鳳山先生の話では「自動でギターを作ってくれる機械」がアメリカに登場したとの事。
どういう物かと言いますと、
AIがまず材質から、木材のどの部分を使えば音の響きが良いかを選びだします。
さらにブレイジングなどギターの構造をデータに基づいて、自動で作り出すらしいです。
結果、低価格で「良い音のするギター」が実現可能に!
どれくらい低価格かと言いますと、向こうの値段で10万を切るらしいです!
いま新品で売られている15万〜20万くらいのギターが完全に負けてしまう勢いです。
では定価40や50万を超えてくるような高級ギターは負けてしまうのか?
そんな事はなさそうです。
良く響くから「良い音」「好きな音」とはなりません。
音の伸び、
音の大きさ、
高音が強い、
低音が強い、
音の線が細い、太い、
倍音の出方(音色)
これらの違いが音の個性を作ります。
丁寧に作られたハンドメイドのギターはその違いを楽しむことができます。
鳳山先生は自動で作られたギターを試奏されたそうですが、
「良い音だけど個性がなー」との感想。
やはり好きな音はそんなに簡単には手に入らないもの…そう思ってしまいました。
とはいえ、どんな音がするのか実際に試奏してみたいですね。
このギター、日本での登場はまだ先になりそうです。(来年くらい?)
さて、今日はアコギを一つ、弦の張り替えをしました。
以前、生徒さんに頂いた85/15ブロンズ弦に張り替えてみました。
普通の80/20と比べて、ちょこっと銅とすずの配合が変わります。
この弦、僕が欲しかった音域が出てくれて気に入りました!
歌に合いそうです。
「フィンガースタイル」よりは「弾き語り」に向いてそうです。
是非お試しあれ!