さくら 森山直太朗
こんにちは!講師の黒田です。
最近YouTubeにアップロードした曲達の解説していきます!
先ずは桜ソング第一弾
さくら/森山直太朗
前回と違い完全にアコギ2本のインストに挑戦しています。
メロディは中野先生。とても綺麗に弾いてもらえました。
とにかく大変だった事が「録音の方法」をどうするか?と言う問題でした。
「夜に駆ける」の時はアコギに取り付けたピックアップで音を拾っていたんですが…
実は、エレキギターみたいな音になってしまっています汗。
なんとか良い音で(アコギらしい音)で録音してみたいと思い試行錯誤しました。
教室にあるギターにピックアップを取り付けて録音しては、別のギターへ取り替えて…
ついにピックアップで録音する事を諦めてマイクを使う事に。
そのマイクもコンデンサーマイクが良いのか、ダイナミックマイクが良いのかで悩んだり。
そして最終的に決まった組み合わせが
教室で1番安いギターである赤の「ランバー」
とコンデンサーマイクの組み合わせ
でした。
まさかの激安ギターが1番良い音。というかリバーブなどの加工がしやすいし、無駄な高音と低音も出ないため非常に聴きやすい。
とても素朴なギターとも言える。
実力がでます。ちょっと玄人向けのギターかもしれません。
このギター、中学3年生の時に誕生日プレゼントを前倒ししてまで買ってもらった初めてのギターです。
愛着あります。
さて、その組み合わせを決めてからさらにイコライザーを使い音を調整しました。
ほとんどこの作業で、アコギらしい音にできたと言ってもいいでしょう。
3時間くらいかけました…
ただ、脳がキャパオーバーしてiPadの画面を触りながら曲かけっぱなしで作業中に30分ほど寝てましたが。
生徒さんがお持ちの最高級のギターの音を思い出しながら作りました。
参考にした音はヴィンテージMartin D28(だったと思います)
特性を真似しようと頑張りました。
結果的に良い音になったかなぁと言う感想でしたが…
大きな問題が発生しました。
録り終わった後にメロディの全ての音に濁った異音がくっついていました…
マイクとギターの位置でしょうか、gainが強すぎたのでしょうか。
とりあえず絶対にダメな音でしたので泣く泣くメロディの高音成分を全てカット。
↑さよなら音のキラキラ成分
まろやかな音に仕上がりました。クラギの音みたいです。
良いんだか、悪いんだか…
とても勉強になりました。