ライブ本番の緊張に打ち勝つ為に!
こんにちは!講師の黒田です!
ついに演奏会が週末土曜日と迫ってきました!
今回はいつもと違う場所での開催となり、ワクワクします!
慣れていない場所というのは緊張しますね。
マクドナルドでハンバーガーをかじりながら、中野先生と当日の動きをしっかりチェックしてきました。
今回アコースティック限定ですので、いつもよりやる事少なめです。
いつもより皆さんとおしゃべりできたらいいなぁと思います。(当日は結局バタバタしそうですが…)
良い機会なので中野先生に緊張しない方法を取材してみました!
「緊張しない方法…そんなんあるんかな?」
と言いつつも中野先生は答えてくださいました!
とりあえず一番は
「俺が最強!」
だと思う事らしいです。
なるほど!
その気持ちは大切ですね。自分を奮い立たせてテンションを上げていく…。
この辺りはまあ人それぞれ合う合わないがありそうです。
中野先生は上手い人が多いと少し緊張されるようです。
先輩方に混ざってのライブはやりにくいですね。
緊張して手が動かなくなる事もあるそうです。
緊張しない事は無理なので、緊張するステージをとにかく沢山こなして、場数を踏む事が大切だと。
開き直る!それが大事!
とのこと。
当日のおすすめの練習方も聞いてみました。
家にいる時に「本番の演奏開始までの流れ」まで想像をしながら通しで弾く!
苦手な箇所をピンポイントで練習すると、他の場所を失敗しやすい。との事でした!
確かに苦手な場所をついつい練習したくなりますが、間違える負のスパイラルに陥る事も経験あります。
間違えながらでも通しで弾くというのは効果ありそうです。
さて、
僕も緊張しない方法を考えます。
僕は自分が最強や、人よりよく見せたいと考えた時によく失敗してきました。
目を瞑り。自分の音も、他の楽器の音も、ハッキリ聴こえる。
観客を無視して音楽に没頭できた時が一番、緊張から離れていると感じます。
バンド時代は演奏始まるとスポットライトで観客が見えなくなるので、没頭しやすかったです。
今は譜面を眺めるか、目を瞑っている事が多いように感じます。
当日のオススメの練習方は
「ゆっくり弾く」です。
本番は心拍数が上がっているような気がして、それに釣られてついつい自分の気持ち良いテンポより速くなりがちです。
焦った自分のリズムとは違うリズムを想定して、まずはいつもよりテンポを落として一度弾いてみましょう!
失敗してしまうかも知れませんが、いつもと違うリズムなので気にしなくて良いです。
指が固まらないように基礎的な動きも練習しています。
左手も大事ですが、失敗に繋がりやすいのは右手だと僕は考えています。
本番になると自分の右手の位置、フィンガースタイルだと親指を置いている位置、角度など
急にわからなくなってしまう事があります。
しっかりと自分の右手のフォームを「見て」確認しておきましょう。
どのように弦を弾いているか
親指で弦を弾く時に、何を基準に6.5.4弦を弾きわけているのか?
しっかり確認しておきましょう!
「ライブでの失敗」
僕がライブで大きく失敗した状況を書いておきます。
ポップスバンドに参加していた時代。
ボーカルはやる気に満ち溢れ、どんなイベントにもでる!と気合を入れていてライブ出演を取ってきたのですが…。
当日リハが始まると対バンの方々はどれもゴリゴリのメタルバンド。
高度な演奏テクとデスボイスをぶつけ合う会場でした。
僕らゆるふわポップスバンドなのですが…?
ヤバいなぁと爆音ズンズンなリハを眺めていたらドラム担当が
「黒ちゃん、コレはあかんわ。音数増やすから車に篭ってイメトレしてくるわ」
と
そうですよね!負けてられませんね!
ドラムの方は同じ音楽学校出身。僕らはフュージョンなども学んできました。
ここでテクニックを出さずにいつ出す!
このメタル大学生?達に負けるわけには!
僕も増やします!音数!!
と勢いつけてステージに上がりましたが、結果はボロボロ。
練習してきた事を変えてしまう。これは良くなかったです…。
元々ゆるふわポップスなのだから…。
テクニックよりも完成度の高い音楽で。好みの差はあれど、誰が聞いても良いと感じることのできる。
そんな演奏の方が良いのです。