Van Halen

こんにちは!講師の黒田です!

先日はギタリストのヴァンヘイレンが亡くなったという悲しいニュースが飛び込んできました。

指の届かないフレーズを右手で指板を叩くことにより弾くことを可能にするタッピングフレーズなどで有名ですね。

ですが奏法云々よりも「時代を作った」という事が彼の偉業です。

70年代後半に現れたヴァンヘイレンはそれまでのロックシーンを塗り替えてしまいます。

軽快かつ複雑なリフとサウンドで、その後の全てロックミュージックシャンに影響を与えました。

レッスンではヴァンヘイレンとイングウェイの二人がロックの音楽シーンを分けたと簡単に説明しています。

イングウェイはとんでもないテクニックとスピードでクラシカルなフレーズを弾くギタリストです。(簡単に説明)

全くスタイルの違う二人のギタリスト。

この二人を起点にその後のロックは進化をしていきます。

ちなみに僕の生徒さん方の好みとしてはヴァンヘイレン派が多い気がします。

LAメタルやエクストリームなどなど。

どちらも好きですが、派生したLAメタルなどが好みだったので、どちらかと言えば僕はヴァンヘイレン派かもです。

パワーコード、三和音に飽きてきて、多彩なサウンドを求める方にはお勧めです。

「ヴァンヘイレンの曲は今となっては昔の曲なので、今の曲より弾くのは簡単」

と思ってしまいそうですが…

めっちゃ難しいです!

リフの弦飛び、ハネているリズムと大変です。

特にハネている軽快なリフがとにかくうまく弾けませんね。難しい。

エフェクターなども種類が少ない時代。

カッコよくギターから音を出す為に工夫と練習に情熱をかけた80年代のギターヒーロー達は本当に凄いです。憧れます。

ヴァンヘイレンを知らなかった人でも絶対に聞いたことがある名曲を紹介します。

数あるギターソロを聴いてきましたが…

一番、「そのソロしか有り得ない」と感じたソロでした。

2:16の出だしから鋭い人の声のようなサウンドとビブラート。

テンションの上がるピッキングハーモニクスフレーズにタッピングフレーズ。

短い8小節のソロとは思えないインパクトを残していきます。

あとニコッとするのが好きです。