初めてギターを弾いた瞬間

僕がギターに出会ったのは15歳の時です。

学校の授業で週に1時間だけギター、スポーツ、パソコン、美術から一つだけを選ぶクラスがありました。

当時、僕は「何かひとつでも楽器が弾けるようになりたい」と楽器や音楽に対して強い憧れを持っており、なんの迷いもなくギタークラスに即決でした。

自分の運命が決まった瞬間かもしれません(笑)。

ギタークラスは国語の田中先生がギターを教えてくれるという(なんでも学生時代にギター部だったとか)事でした。

全員にアコースティックギターとピックが渡され、構え方から習い、たどたどしく左手で黒板に書いてあるGのコードを押さえながら右手を振り下ろす。

今になって思えば、あまり綺麗な音は出てなかったと思います(笑)

リコーダーやハーモニカとは違う弦楽器を自分で奏でることができた感動と衝撃は僕の心を魅了しました。

10年の月日が経ち、僕はギターの先生になりました。ギターを初めて触るという生徒さんにも出会ってます。

僕と同じようにギターと出会った瞬間が特別な日になって頂けると幸せです。

次の記事

音作りと料理